ふと、自然の中で

軽井沢・ピッキオの「たろー」が、日々の仕事や暮らしの中で出会った自然や人への思いを綴ります

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

たんぽぽ

みなさま、こんにちは。

 GWですね。みなさまいかがお過ごしですか?

 軽井沢ではようやくサクラが咲き始めました。
 そして私は、花のツアーと星のツアーの毎日です。

 さて、軽井沢にようやく春が来たと喜んでいたのも束の間、周りに咲く花々はどんどん変わっていきます。来年のツアーのためにも空き時間で、方々を廻っています。

 今日は軽井沢のお隣、御代田町へ…

 浅間山を背景にたんぽぽが咲き誇っていました。
 浅間山とたんぽぽ
 周りの畑では農家の方々やトラクターが忙しく動いています。

 今日の目当てのお寺ではサクラが満開でした。
 八重桜

 そのお寺の隣にあった休耕田に、ふと、目をやると…
 休耕田で
 おばあさんがお孫さんにたんぽぽを摘んであげていました。

 写真のお願いをするのも合わせて、ちょっとお話しました。

 「忙しい時期だってのによぉ、こぉの子が、花ほしぃ、ってゆっからよぉ」
 「でも、いい光景ですよ。」
 「そっだね(笑)」

 おばあさんとお孫さん

 花を摘んでもらったお孫さんの顔には、もう一つの花が咲いていました。
 そして、それを見るおばあさんの顔にも。

 春ですね。


 今日もありがとうございました。

たろー
スポンサーサイト
  1. 2008/04/29(火) 14:58:11|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

休みの日に

みなさん、こんばんは。

 今日の軽井沢は冷たい雨が降っています。かなり冷え込みました。

 さて、昨日の話になってしまうのですが、お休みをいただいていました。

 いつもは車でどこかに出かけていくのですが、昨日はちゃんと休もうと思い、のんびり掃除したり、洗濯などをしていました。

 物干し場があるわが家の後ろ側には、砂利敷きの駐車場があり、さらにその奥には空き地(草地)があります。私が洗濯物を干していると、ふと、草地をみると何かが走っています。

   家の前でお散歩

 小さなお馬さんでした。
 
 ちょっとびっくりでしたが、近くで見たかったので、洗濯物も途中にして、カメラ片手に空き地に行ってみました。のどかに走る馬の写真を撮っていると、おじいさんが手招きで「こっちおいで」とされています。
 
 早速いってみました。
 話をしてみると、おじいさんは私が写真を撮っていたのをとても喜んでくださったようで(この馬のことが大好きなのでしょう)、「早く人に慣らしたほうがいいから」と、私を乗せてくれました。

 しばらく私が喜んで乗っていると、いつもお世話になっている近所のOさんが来られました。

 実は、この馬は調教をしていたおじいさんの馬なのですが、Oさんが預かって飼育されているということでした。

 ポニーと木曽馬の子どもなので「ポッキー」という名前です。

 農家をされているOさんも、以前は馬で耕作をされていたことで、馬のことはとてもお好きなよううです。ポッキーはすぐにOさんに甘えるようにすり寄っていきます。

 Oさんも早速ポッキーに乗られていました。
    ポッキーとポッキーを愛する人々

 二人ともポッキーをとても大切にされています。いい風景です。

 この後、Oさんのご自宅でポッキーに餌をあげたり、お二人が蹄を整えたりしているのを見ていたら、その間にOさんの奥様がお昼までご用意くださいました。

 昔から農家の方が食べていたままのお食事だそうですが、じっくり沁みる本当に美味しいお食事でした。

 お食事を呼ばれた帰りに、おじいさんからは「これからもポッキーに乗ってやってな」とおっしゃっていただきました。


 仕事柄、森の生き物との関わりは多いのですが、森にはいない動物とのふれあい、そしてご近所の方々との交流が、とても嬉しかった一日で、「家でゆっくりしてて良かったなぁ」と、ふと思ったのでした。

 今日もありがとうございました。

   ポッキー

たろー

 

 



 
  1. 2008/04/26(土) 20:25:51|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

アッシジの聖フランチェスコ

みなさま、こんばんは。

 今日、昨日と特に太平洋側ではかなりの大雨になったようですね。
 みなさまがお住まいの場所ではいかがでしたでしょうか。
 軽井沢は雨は降りましたが、それほど強くはなりませんでした。でも、気温はぐっと下がって寒かったですよ。

 さて、そうはいっても軽井沢もようやく春になり小鳥達がさえずる季節になりました。
 そんな小鳥達とのつながりで、アッシジの聖フランチェスコのご紹介です。

 私の好きな人には以前紹介した金子みすずさんや宮澤賢治さんという方々もいらっしゃいますが、アッシジの聖フランチェスコもその一人です。みなさま、ご存知ですか?

 アッシジというのはイタリアの都市の名前です。フランチェスコはキリスト教の修道士なのですが、イタリアの保護聖人として、また最近では前のローマ法王ヨハネ・パウロ2世によって環境保護(もしくは自然環境保護)の聖人とされている12~13世紀の中世ヨーロッパを生きた人でした。

 フランチェスコはもともと裕福な家庭の生まれで、若い頃はかなり贅沢な、というか放蕩生活を送っていたようです。名をなすため騎士になって十字軍に参加しましたが、敵に捕まって捕虜となり、さらには病気になって帰ってきます。
 このころ、あるきっかけがあったことから、彼は財産を捨て、清貧を友とし、そして自然を自分の兄弟姉妹として愛する暮らしに入っていったそうです。

 そんなフランチェスコの生涯を描いた絵の一つにジオット(ジョット)が描いた「小鳥に説教する聖フランチェスコ」という絵があります。

   小鳥に説教する聖フランチェスコ

 普段は人から逃げてしまう小鳥達もフランチェスコの説教には耳を傾けた、という逸話から書かれた絵なのですが、フランチェスコにはこの他にも町で家畜や人を襲っていたオオカミに話しかけ、オオカミには今後家畜や人を襲わないように、そして町の人にはオオカミに食べ物をあげるよう約束させ、和睦に導いた、という話が伝わっています。
 
 「人が自然を支配する」という考え方がとても強かったであろう中世ヨーロッパにおいては、とても珍しい考え方の人だったように思います。それだけに今も敬愛される聖人になっているのでしょうか。

 小鳥に説教するというより、彼らのことを学ぶばかりの私ですが、もしこの絵みたいに小鳥達が近くによってきてくれたら嬉しいなぁ、と、ふと思ってしまいます。頭の輝きだけは似ている気がするのですが(笑)。

 私はこの方のことを高校の頃に倫理の時間で神父様から見せていただいた「ブラザーサン、シスタームーン」という美しい景色と音楽が印象的な映画で知りました。
  
 私の大好きな映画です。数年前にDVDが発売された時にはすぐに購入しました。最近、数ヶ月ぶりにこのDVDを見ていたところ、その10日ほど後に、アッシジに行ってきたという友人からこの絵が入ったしおりが送られてくるというとても嬉しい出来事があったので紹介させていただきました。

 今日もありがとうございました。

たろー
  1. 2008/04/18(金) 22:37:05|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

カタクリの花

みなさま、こんばんは。

 軽井沢も大分暖かくなってきました、寒がりの私としては本当に嬉しいです。
 
 さて、今日もお客様をツアーでご案内したのですが、ツアー先ではカタクリが満開です!
 
   カタクリ
   カタクリ2

   カタクリアップ


 今日も下見がてら写真を撮っていたら、タクシーで私の横を通り過ぎて、離れたところで停まられた方々がいらっしゃいました。
 
 「カタクリを見られているんだろうな」と思っていたのですが、どんどん林の中に入って行かれます。遠目だったのですが、手に抜き取ったカタクリを持っているのも分かりました。

 私は規制とか禁止とかは、好きではありません。
 でも、それを見た時、思わず走っていっていき、閉まりかけていたドアの中の方々に思わず言ってしまいました。

 「私はここの所有者とか、そういうものではありません。でも、そのカタクリは8年もかけて花を咲かせているんです。カタクリはどんどん減っています。採ってしまったものはどうしようもありませんが、どうか、これからは気をつけてください!」
 少々きつい口調になっていました。

 言われた方々は「そうなんですか、知らなかったんです。ごめんなさい。ごめんなさい。」と言われています。タクシーの運転手さんも謝られています。

 私はその後、言葉が継げずに踵を返して立ち去ってしまいました。。。
 
 道を戻る私の心の中はとても複雑でした。
 私は「自然を守る」という点では正しい行動をしたのかもしれません。でも、あの方々はきっと本当に知らなかったのです。この辺りにたくさん咲いている、きれいな花を摘まれただけだったのです。
 私は正義漢ぶって「注意」しました。でももっと適切な方法があったはずなのです。
 
 …正直にいえば、私はその方々を「悪いことをしている」と決めつけていました。
 でも、その方達にすれば、花が好きだからこそ摘まれていたのです。

 私に注意する権限があったわけではありません。結局、私は自分の価値観を押しつけただけなのです。人が自然の美しさや素晴らしさを楽しむ手伝いをするために、この仕事を始めたはずなのに… 

 カタクリの花をみつめながら、自分の思慮と行動の浅さを感じた一日でした。。。

 ちょっと、暗い話になってしまいましたね。すみませんでした。
 次回はきっと楽しいお話を!

 今日もありがとうございました。

たろー
 
  1. 2008/04/16(水) 22:03:05|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

春がきました

みなさま、こんにちは。

 またまた間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。

 軽井沢にもようやく遅い春が訪れてはじめましたが、このところブログでは軽井沢のお話から離れていましたので、今日は最近見付けてきた春をご紹介します。

 4月から私が担当している星のやエコツアーでは、「軽井沢花散歩」というツアーを実施しています。以前もちょっとお話ししましたが、スタッフから集めた情報などをもとに、軽井沢や近隣の地域の季節の花をご紹介しています。

 いま見頃なのは…
   アズマイチゲ
   白いアズマイチゲや…

   カタクリ
   紫のカタクリです。

 これらの植物は雪が溶けてから、上にある樹木達が葉っぱを出す前までの期間、つまりまだ地面に光が届いているほんの短い間に、芽を出し、花を咲かせ、実を結び、そして枯れていきます。

 とても短い期間しかみられない植物なので、スプリング・エフェメラル(春のはかないもの)と呼ばれています。

 地上ではわずか1ヶ月ぐらいしか見られない植物たちですが、実際には花を咲かせるまで長年根に養分を蓄える必要があり、長生きなのです。ちなみにカタクリの場合は花が咲くまでで7年ほどかかるようです。
 こつこつと蓄えた養分が充分貯まった翌年の早春、一気に花を咲かせ、実を結ぶのです。とても辛抱強い植物なのですね。

 自然には、いつもいろいろ教えていただいているように思います。

 近くの畑では、毎年毎年生まれ変わる花たちが春を精一杯喜んでいました。
   畑の春
             畑の春
 
   ナズナ
              ナズナ

 これからますますいい季節に向かいますね。

 今日もありがとうございました。
 
たろー  

追伸 昨日、FM軽井沢で鳥の巣作りのお話をしましたら、DJのyuriさんのブログに掲載していただきました。ぜひご覧ください。
 → http://www.fm-karuizawa.co.jp/bangumi/dj_shoukai.php
 


 
  1. 2008/04/11(金) 11:58:35|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。