ふと、自然の中で

軽井沢・ピッキオの「たろー」が、日々の仕事や暮らしの中で出会った自然や人への思いを綴ります

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能登の旅(その2)

みなさま、こんばんは。
 
 軽井沢は夜には-4度ほどまで下がるようになりました。
 本格的な冬です。

 さて、1回とばしてしまいましたが、先日の能登の旅の話の続きです。

 能登でのセミナー修了後、せっかくですので、能登半島をぐるっとして輪島市まで進みました。

 輪島は名前はよく知っている町だったのですが、意外なことに驚きました。
 駅に行ってみると、駅舎はあるのですが、ホームがありません…

 そう、廃線になっていたのです。
 有名な町だけにちょっと衝撃でした。

 でも、そのような地域だからこそ、先日ご紹介したような景観が残されてきたのでしょうし、今後はそのような景観や「電車では行けない」ことが、かえって観光の武器になるかもしれません。
 でも、地元の方達にとっては移動などで大変ですよね…

 さて、輪島といえば「朝市」ということで行ってきました。
 輪島朝市
 生憎の雨でしたが、8時にはもうそれなりの数のお店が出ていました。

 まだ「準備中なんだよぉ」と言いながらも、小銭のたくさん入った箱から釣銭をくださったおばあさん。
 唐辛子を売るおばあさん


 市という場所には、自然の恵みだけでなく、人の息づかいもたくさんあふれています。

 正直なところ、輪島の朝市はかなり観光客目当てであり、本来の市の姿からは遠くなってはいるのでしょう。でもお店の元気なおばあさん達のあいさつや話し声は、やはりまぎれもない地元の方達のものです。

 歩きながら「私のとは違う、地元の人達の『日常』にふれられるから、市場は楽しいのだろうな」。そんなことを、考えていました。

 ふと気付けば、周りからのにぎやかな声は、冷たい雨雪の中を飛び交いながら、私のそばを駆け抜けているのでした。

 今日もありがとうござました。

たろー

 通りを入る

 おまけ:市の通りの脇道です(モノクロ)。
  1. 2008/12/08(月) 17:20:08|
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光の朝

みなさま、こんばんは

 今日の軽井沢は、お昼間とてもよく晴れました。

 さて、今回は能登ツアーの続きの話を書こうと思っておりましたが、先日minto様のコメントへの返信でも書きましたように、小浅間山に登ってきましたので、その話をさせていただきますね。


 私たちのツアーにはいろいろなものがあります。
 今回のツアーは小浅間山に登って日の出を見よう、というものでした。

 前日、前々日と雪が降っていたため、登山道は途中20cm程度の積雪がありました。
 久しぶりの雪の中での山登り、お客様も私もハァハアいいながら登っていきます。

 凜とした空気の中、ふと頬に暖かさを感じたような気がして空を見ると、東の空が白み始めています。

 山頂に向かう途中で、雲海の上にお日様が顔を出してくれました。

  小浅間山からの日の出

 朱色から橙色へ、さらに明るく。

 太陽の光は刻々と色を変えていくのに、その色の境目は分かりません。
 ただ、絶え間なく変わりゆく色と光の美しさに見とれていました。

 しばらくして、ふと下をみてみました。
 
  光りの草

 陽の光を浴びて、枯草が輝いています。
 こんなに輝いているのは、雪がついているからでしょうか、それとも枯れているからこそでしょうか。草むらの奥では雲が金色の波のようにうねっています。


 山頂に着くと、白色に近くなった朝日の下、雲海が森と町を覆っていました。

  雲海

 町に降りればすっかり鈍色の曇り空でしょう。

 でも、その上にはこんなに明るい光の朝があって、私たちは一瞬時を忘れるほどの美しさを目にすることができたのでした。


 今日もありがとうございました。

たろー
  1. 2008/11/29(土) 17:26:01|
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古き良きもの

みなさま、こんばんは。

 さて、さきほどの記事の続き、能登の旅です。

 私が能登について最初に感じたことは、「里山(海)と日本家屋の風景が素晴らしい」ということでした。
 
 私は古民家が好きなこともあって、各地の田舎に出かけますが、今はどこの場所でも新しく立てられる家々は現代的な民家になっていて、集落に統一感はありません。

 でも、能登の周辺の家々は、純和風の構造に黒光りする瓦屋根、でほぼ統一されています。
 違うタイプの家はほとんどありません。新しく作られている家もそのような作りになっています。

  能登の海辺の集落  能登の集落

 これはなぜなのでしょう。。。
 
 昔からしっかりした家を造って長く使ってきたからかもしれません。
 あまりよそ様とは違ったことをしない、という考えが強い地域なのかもしれません。

 いろいろ考えられますし、どれも一理あるのでしょう。
 でも私は、きっとそういう家のつくりが、住む人にとって「しっくりくる」ものだったから選ばれ続けているのではないか、と思っています。

 能登の風土にあわせて、無理なく根付いて、長く暮らしていこう、という気持ちが強いから、昔ながらの家が一番選ばれているのかもしれません。もちろん全くの推測ですが。

 風土に根ざさない目新しいものはすぐに色あせてしまいます。
 でも、能登の集落は地域の自然と一体化していて、古いからこそ今では日本の他の地域にはなかなか見られない魅力を持つようになってきたように思います。

 ちょっと今日は堅くなってしまいましたね。

 あっ、そうそう、今回の度で一番印象的だったものを最後にご紹介しますね。
   小学校の標語

 小学校の標語です。シンプルが一番!

 
 まだまだ書きたいことがありますが、また日を改めて。

 今日もありがとうございました。

たろー



  
  1. 2008/11/22(土) 22:47:51|
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エコツアーへの取り組み

みなさま、こんばんは。

 寒くなってきましたが、お元気ですか?

 私は少々忙しかったのと、ちょっと体調を崩したこともあって、ブログの更新が大変久しぶりになってしまいました。申し訳ありませんでした。

 さて、秋の話題に触れる間もなく軽井沢には冬が来ましたよ。

 紅葉と霜と白詰草

 先週は雪も降りました。

 こんな中、先週は石川県の奥能登にエコツアーセミナーの講師の一人として、出張に行ってまいりました。

 能登セミナー

 今、全国の各地でエコツアーをはじめてみよう、とか、考えてみよう、という取り組みがさかんになってきています。

 今回のセミナーでも参加者のみなさんはとても真剣で、いつにもまして事業としての可能性に関しては真剣な質疑が繰り返されていました。

 私はガイドとしての技術などをお話ししたり、ワークショップをしたりする担当でしたが、みなさまからの質問などでかえって自分が勉強しに行っている感じになります。

 正直なところ、エコツアーで生計を立てていくのはまだまだ難しいです、

 でも、地元の自然などを無理のない形で活かして、大切にし、外から来た方にも喜んでもらう。そんな事業ができたらとても素晴らしいことだと思っています。

 自分達ですら「まだまだ」ですが、関係する方々と切磋琢磨しながら、お客様にとって魅力のあるツアーを作っていきたいです。

 さて、ところで能登は本当に素晴らしいところでした。
 例によって出張の帰りにお休みをいただいて、少し廻って来ましたので、続けて書いておきますね。よろしかったらどうぞお付き合いください。

 今日もありがとうございました。

たろー





 
  1. 2008/11/22(土) 22:23:29|
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天上の楽園

みなさま、こんばんは。
 
 軽井沢は、ここ数日しとしと雨が続いています。

 暑さは一段落、というよりも薄着の長袖では少し寒いくらいになりました。
 季節は刻々と巡っています。


 そんな中、先日ツアーの下見で浅間山に登ってきました。

 標高2000mの車坂峠と呼ばれる場所までは車で上って、そこから浅間山に近づくルートを辿りました。

 浅間山は3万年ぐらい前までは、3,000m級の大きな火山だったそうです。
 それが崩壊し、現在の山頂部分を含む大きな外輪山が残っています。

 その外輪山の一角が「トーミの頭」と呼ばれており(名前の由来はおそらく「遠見」から)、とても眺めのよい場所なので、ここからの景色を楽しみに登りました。

 途中には可憐なマツムシソウも咲いています。

  マツムシソウ

 歩き始めて1時間半ほど。
 ようやくトーミの頭に立ってみると…
 目の前は真っ白でした。

 雲がすっかり視界を覆っていたのです。

 「う~ん、残念!」

 でも、こういう時があるのも仕方がないことです。

 一緒に行ったスタッフと「休憩しよう」と話しながら、岩に腰掛けました。
 そこでふと、さきほどの方向に目をやると…
 
 みるみる雲が晴れてきました!

  トーミの頭から
 
 目に入ってきたのは、200m以上も下に拡がる外輪山の内側の景色。
 (写真の下のほうをよくご覧頂くと分かりますが、ここは崖の先端部です。この崖、ほぼ垂直に近い絶壁なのです。)

 雲が激しく動き、流れていきます。

 「美しい…」

 こういう時には単純な言葉しかでません。

 ただ目に映るものに感動する、それだけの数分間を過ごしました。

 やがて雲はまた目の前の景色を包んでしまいました。

 ほんの束の間でしたが、こんな気持ちを味わえただけでも天上にいるような感じだった…、と言ったらちょっと大げさでしょうか(笑)。

 でも、ほんとに美しい景色でしたよ。

 今日もありがとうございました。

たろー


 
 
  1. 2008/09/21(日) 20:03:39|
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